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公式ブログ “Como esta! BIO PARK”

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ファーブル伊藤の生き物日記「モモのお婿さんがやってくる!」

20131005demeta.JPG     2012年2月6日にカバのムーが死亡しました。あれから1年半が経ちました。その間にムーの最後の子の百吉も北海道の旭山動物園に行き、未亡人となったモモは1頭で飼育しています。
ムーの死から国内のカバのオスを調べていたところ、モモの再婚相手がいないことに気付き唖然としてしまいました。モモの年齢に近いオスがいないのです。
半ば諦めていたところ、オスのカバを出せると神戸市王子動物園からとても有り難いお話をいただきました。そのお婿さんは2012年10月2日に生まれた出目太くんです。何とモモは18歳年下の旦那をもらうのです。モモとムーの最後の子の百吉が2歳ですから自分の子よりも若いカバになります。
モモがこんなに小さいカバを異性(配偶者)として迎えることは恐らくないと思います。このため、同居のタイミングが難しいと考えており、2頭の様子を見ながらゆっくりと同居できればいいなと思っています。

現在、バイオパークにはドン、ノンノン、モモ、ムサシの4頭を飼育していますが、出目太くんが来園する11月には5頭になります。4頭の飼育でも国内最多数でしたが、それをまた上回る飼育数になるのです。
出目太くんが来園するまであと1ヶ月くらいとなりました。神戸からの長旅ですが、無事到着することを祈りながら受け入れ準備を進めています。