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長崎バイオパークのコンセプト

見ているだけではつまらない!遊んで、学んで、ふれあって。

今日まで地球上の生物は、自然の法則に従ってバランスよく生きてきました。草や木や小さな虫も、それぞれが役割を持って共存してきたのです。わたしたち人間もその一員です。長崎バイオパークは、ひとりでも多くの人に自然界の調和のあり方と、その尊さを知っていただけるような生物公園づくりをめざしています。

ふれあい、エサやり体験

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長崎バイオパークでは、いたるところで動物たちにさわったり、園内で販売しているエサをあげたりすることができます。順路をすすむにつれて広がる、いろいろな種類の動物たちとのコミュニケーションをお楽しみ下さい。キツネザルやリスザル、カピバラ、さらにはカバやバクといった大型の動物たちにエサをあげる体験は、日常では味わうことの出来ない喜びと感動を与えてくれるでしょう。ただ動物を見るだけではなく、動物たちとふれあって、長崎バイオパークをもっと楽しんでください。

人と動物との共生を学ぶ

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長崎バイオパークは、檻の中の動物を見る「標本展示」方式とは違い、動物が生活している本来の生態系になるべく近づけるために造り上げられた環境の中で、動物たちが自由に暮らす「生態展示」方式を採用しています。絶対に動物を逃がさないようにするのではなく、住み良い環境を造り、動物みずからそこに居ついてくれるような施設にしていくという事です。その動物たちが暮らす環境の中に徒歩で入り、彼らの生活の一部を共有する事により、動物たちがもっと身近に感じられ、動物との距離感やふれあうことのルールを学ぶことができるのです。

生命のかかわりあいを知る

生命のかかわりあい

生態系の中では、植物や昆虫たちも大事な主役です。草の葉を虫が食べ、その虫を小鳥や小さな動物が食べる。そして鳥や動物の糞や死骸は土の中の昆虫や細菌によって分解され植物の栄養となり草や木が繁っていくのです。フラワードームでは、さまざまな花木が競って花を咲かせる中を優雅に熱帯の蝶が飛びまわっています。昆虫館で世界中の珍しい昆虫を観察したあとは、さまざまな種類のシャボテンが険しい岩場一面に群生するシャボテン・ロックガーデンで、風土に適応しながら変化した植物の歴史を見ることができます。
ここに来て思いきり遊びながら、自然の大きな仕組みや生命の大切さを少しでも感じ取っていただければと、私たちは願っています。

施設概要

監修 故・近藤典生 東京農業大学名誉教授
設計 株式会社 日本設計
総面積 約30万平方メートル
飼育動物数 約200種 約2,000点
栽培植物数 約1,000種 約30,000点

ラマ