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公式ブログ “Como esta! BIO PARK”

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ファーブル伊藤の生き物日記「カブトムシの蛹の展示」

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今年はゴールデンウィーク前の4月27日から9月1日まで「世界のカブト・クワガタ展」を行っています。
長崎バイオパークでは20年前よりこの「世界のカブト・クワガタ展」は行われていますが、4月から行ったことはほとんどありません。いつもは夏休みに合わせて行っているイベントだったのです。
内容としては生きている世界のカブト・クワガタの展示が約30種類、標本は500種類2000点以上の展示となっています。
今回の展示内容で長崎バイオパークの昆虫館初めてというものがあります。それは生きたカブトムシの蛹の展示を期間中途切れずに展示することです。4月27日からはアクテオンゾウカブトとヘラクレスオオカブトの2種類の生きた蛹を展示しています。
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解説板にはこの蛹は生きていますと書いていますが、「作り物だ!」とか「死んでいるよ」とか言われていることを多く聞きますが、その時は「この蛹は生きています!」と説明しています。

日本のカブトムシを飼育していて成虫・卵・幼虫は見る機会が多いのですが、蛹となると蛹室という土でできた繭のような部屋を作るため、見る機会がとても少なく、無理してそれを壊して見た場合は体に傷を作ってしまい死亡したり、湿度の調整がうまくいかずに翅が変形してしまう「羽化不全」をおこしてしまうこともあります。
これが外国産の大型カブトムシだと幼虫期間が1~3年もあり、常に蛹を用意することが難しいのです。今回これにチャレンジすることになったのが、多くの幼虫を飼育している友人の助けがあるからです。
ヘラクレスオオカブトのオスの蛹の期間は2ヶ月と聞いていますので、5月中旬で1ヶ月が経過します。残り約1ヶ月で成虫になります。その成虫になる瞬間(羽化)を多くのお客様にも見ていただきたいと思いますが、当然私も是非観察したいと思っています。もう1匹のアクテオンゾウカブトはヘラクレスよりも蛹の期間が長いと聞いていますが、そろそろ次の蛹を探さなければなりません。
なお、写真の上がヘラクレスオオカブト。下がアクテオンゾウカブトです。

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