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公式ブログ “Como esta! BIO PARK”

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アミメキリンのノブコが死亡しました

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アミメキリンの「ノブコ」が、8月15日午後5:30に死亡しました。

当日朝には獣舎内で立ち上がれなくなり、獣医師による治療を試みましたが、そのまま回復する事ができませんでした。キリンの平均寿命は25年程度といわれていますが、ノブコも22歳と高齢であり、死因は老衰による体力の低下によるものでした。

ノブコは、1988年5月29日に長野市茶臼山動物園で生まれ、1990年7月22日に長崎バイオパークへ来園しました。夫のショウヘイ(2003年死亡)との間には、5頭の仔を出産しましたが、そのうち娘の「マリン」は、現在も横浜市野毛山動物園で飼育されており、これまでに6頭の仔を産んでいます。性格は気分屋で頑固なところもありましたが、長いまつ毛と体のアミメの模様がはっきりとした、美しいキリンでした。

なお、ノブコの死亡により、長崎バイオパークでのキリンの飼育頭数はゼロになってしまいました。今年初めのマサイキリンのナツキに引き続き、相次いでキリンの訃報をお伝えしなければならない事となり、飼育員他スタッフ一同大変残念に思っております。展示再開については現在未定の状況ではございますが、今後検討を進め、再度ご報告させていただきたいと思います。

来園以来、これまで多くのお客様にノブコをかわいがっていただき、本当にありがとうございました。スタッフを代表いたしまして深くお礼を申し上げます。