公式ブログ “Como esta! BIO PARK”
カバの龍馬の旅立ち Bon Voyage !
3月17日、とうとう龍馬が旅立つ日がやってきました。
この日は朝8時から、龍馬を輸送箱に誘導する業務がはじまりました。
下の写真は、その誘導中のひとコマ。龍馬に語りかけているように映っているのは、伊藤副園長です。
まずは、龍馬は大型動物専用の輸送箱に入らなくてはなりません。これがとても大変です。龍馬からも他のカバたちからも見えないように、コンパネで囲っていますが、写真右下のモモはどうやら感づいている様子ですね。
最初はすんなり行くように思えたのですが、なかなか箱のほうに進んでくれません。毎回カバの輸送は大変です。
ちょっとジタバタした龍馬は、目の上を少しすりむいてしまいましたが、作業を開始して約2時間後の10時頃、最後は自ら箱にはいってくれました。
写真の2頭は母モモと父ムー・・・言葉になりませんが、息子の旅立ちを見守ってくれているのでしょう。
龍馬が乗った輸送箱は、慎重にカバ池から運ばれます。
カバ池にスタンバイしていた、バイオパークのトラックにひとまず乗り換えです。
バイオパークの入園口前の駐車場につきました。龍馬は輸送箱ごとさらに大きな箱に収められます。
そして、鹿児島に行く専用トラックに乗ります。
午前10時20分ごろ、龍馬はたくさんの報道の方々に見送られて、バイオパークを出発しました。
追伸
その後、龍馬の旅は順調に進み、夕方4時前頃には鹿児島市平川動物公園に元気に到着したとの知らせを受けました。
鹿児島なら、その気になればすぐに会いにいけるところ。しかも、たくさんの皆さんに愛されることでしょう。
なにはともあれ龍馬、達者でな!
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