ページの先頭です

ページ内を移動するためのリンク
本文へ (c)

公式ブログ “Como esta! BIO PARK”

このエントリーをはてなブックマークに追加

ドナドナ

20090416asquith001.jpg

バイオパークのメインエントランス横に飾ってあったクラシックタイプのバスをご覧になった事がある方も多いと思います。このバスは、昔長崎オランダ村とバイオパーク間のシャトルバスとして、お客様を乗せて運行していた英国「アスキス(Asquith)」社製のシャイアーホースというバスでした。

走っていたのはオランダ村も全盛期の頃で、ずいぶん活躍してくれました。が、かなり距離も走ったのと、「アスキス」社が無くなってしまい、部品の調達もできなくなってしまったので、こうして余生を送っていたのですが、さすがに内外装の劣化も進んできたので、撤去される事になりました。

20090416asquith002.jpg

もちろん長年の展示により自走は不可能ですので、こうしてダンプでけん引する事に。
「ロープの具合はよかかな?」 

20090416asquith003.jpg

そろそろとけん引をはじめ、歩道との段差をゆっくり慎重に下ろします。
「うー、どうか車軸が折れたりしませんように(汗」

でも、まだまだ意外と丈夫なもので、作業にあたっていたスタッフもひと安心のようです。

20090416asquith004.jpg

駐車場内を引かれて行く後ろ姿を見ていると、ひとつの時代の象徴が無くなる感じで、なんだか一抹のさびしさをおぼえます。最後はみんなで感謝してお見送りしました。
 「アスキス、よくがんばったよね。どうもありがとう!」