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公式ブログ “Como esta! BIO PARK”

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渡り鳥たちがやってきました

今年の九州はいつまでも気温が高い日が続いていましたが、ここにきてようやく秋から冬の気配が感じられるようになってきました。朝晩はそろそろヒーターを出そうかな・・・などと思う事も多くなってきましたが、みなさんの所はいかがですか?

そんな中、バイオパーク園内の池には、渡り鳥たちの姿が見られるようになりました。今日は、トトーラの池に飛来している鳥たちをご紹介したいと思います。

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まずはこちら、オスの頭部がナポレオンの帽子のように見えるのが特徴のヨシガモです。カモの中でも美しいカモといわれています。


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お次はヒドリガモです。オスは頭にクリーム色の帯があるのが特徴です。


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こちらはマガモです。カモといえばこの色どりを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。


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そしてこちらはコガモ(メス)です。カモの中では小型でハトぐらいの大きさです。マガモに混じると「これってコドモ?」という感じですが、れっきとしたオトナです。


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こちらはカルガモたち、くちばしの先が黄色いのが特徴です。


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他にも、オナガガモや色合いが鮮やかなオシドリなどで、トトーラの池はたいへんにぎやかになっています。


例年、トトーラの池で越冬する渡り鳥たちの数は、多いときで500羽を数えます。今年も300羽ぐらいは飛来してくれるものと思いますが、ここの渡り鳥たちが他の場所の渡り鳥とちょっと違うのは、あまり人を怖がらない事です。

その理由はというと、ここトトーラの池では、もともとバイオパークで飼っているアヒルなどの水鳥たち用のエサを販売しているのですが、そのエサがもらえることがわかっているのか、とても近くまで来てくれます。たぶん、今年の春にこの池から旅立って、また戻ってきた個体も多くいるのでしょう。

この季節、トトーラの池のテラスでは、三脚を構えた写真愛好家の方々を多くお見受けします。超望遠で狙わなくても足元まで寄ってきますので、野鳥や写真愛好家の方々にぜひオススメしたいスポットです。

この渡り鳥たち、春先まではトトーラの池をはじめとする園内の池でその姿を見せてくれます。オスとメスの体色や鳴き声の違いなど、じっくり観察してみませんか?