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公式ブログ “Como esta! BIO PARK”

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身近なハ虫類展を開催中です。

のっけからヘビが苦手という方には申し訳ありませんが、下の写真で見事なトグロをまいているのは日本本土最大のヘビ「アオダイショウ」です(写真の個体で体長約1.5m程度、最大で2m以上になります)。
民家の近くで良く見る事が多い、私たちにはおなじみのヘビですね。
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という事で、いよいよ長崎バイオパークの秋のイベント「ハッピーハーベストフェスタ」が9月15日から始まりましたが、今日はその中から特別展の「身近なハ虫類展」をご紹介したいと思います。

「ヘビはもう見るのもダメ」という方には、身近にいるヘビたちのどれをとっても単なる「ヘビ」でしかないかもしれません。でも、日頃見かける彼らにも、実はいろいろな仲間がいるんです。
今回の特別展では、そうした私たちの身近に存在するハ虫類たちを集めてみました。

20070915aodaishou02.jpg20070915jimuguri01.jpg20070915simahebi01.jpg
こちらの写真は左から樹上性のアオダイショウ、地中にもよくもぐるジムグリ、地上性のシマヘビそれぞれの顔のアップです。それぞれの生活の仕方が違うように、顔だちもそれぞれ違うのがわかりますか。もちろん、体の模様も違いますので、どのように違うかはぜひご来園の上お確かめ下さいね。

また、ヘビ以外で身近なハ虫類として思い浮かぶのはやはり「トカゲ」でしょうか?
この「トカゲ」にしても、下の写真左のニホンカナヘビと、右のニホントカゲの2種類が九州ではよく見られます。
20070915kanahebi01.jpg20070915tokage01.jpg
写真ではわかりづらいかもしれませんが、からだの模様だけじゃなく表面の質感もかなり違います。

他にも縁日などで見かけることが多いゼニガメ(クサガメの幼体)とミドリガメ(ミシシッピーアカミミガメの幼体)など、どれも皆さんが必ず一度は見かけたことがあるはずのハ虫類たちを展示しています。

彼らの前では足の運びが早くなりがちな方も多くお見受けしますが、そこをどうかぐっとこらえて、それぞれの違いを観察してみて下さいね。