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公式ブログ “Como esta! BIO PARK”

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ファーブル伊藤の生き物日記「今年もバイオマークのアサギマダラが台湾で確認されました。」

 先月のこの生き物日記で秋はアサギマダラが南下していることを書きましたが、今年も長崎県でマークした個体が台湾で発見されるというビッグニュースが飛び込んできました。
 昨年は台湾の澎湖諸島でバイオマークの個体が4匹も相次いで見つかり驚きと感激の年でしたが、なんと今年も台湾北部で見つかりました。2年連続の快挙は2007年~2008年に長崎県上五島から台湾に行った例しかありません。これも長崎県からですので、2001年に私のマークが国内2例目の台湾移動も含めて、長崎県内から台湾へ移動した個体は合計8例になります。8例とはあまりにも少ない数字のように思えますが、日本国内から台湾へ移動した例が今回で19例だったこと、県別では長崎県の8例の次は長野県、鹿児島県がともに2例であることを考えると長崎県の8例は特別に多いのです。マークする数は長崎県が特別多いわけではないのです。こうなると長崎県から台湾へ行くアサギマダラの道があるような気がしてきます。
 ちなみに今年の秋に長崎県本土で確認された他県からのマーク個体は石川県8例、群馬県3例、長野県3例、京都府1例、岐阜県1例、富山県1例、山梨県1例、山口県2例、大分県1例となっています。
20141101asagi.taiwann.jpg 
 写真は今回台湾で発見された個体です。10月17日に長崎県長崎市県民の森でマークし、11月1日に台湾新北市觀音山で李雨蓁さんが発見していただきました。写真も李雨蓁さんからご提供いただきました。ありがとうございました。

 私のアサギマダラのマーキング調査は18年目になりました。今年は18年間で最高数の5248匹にマークをしています。台湾以外では沖縄県沖縄島で6匹、鹿児島県喜界島で2匹の移動が確認されています。
まだたくさんのバイオマークのアサギマダラが南下している最中と思われます。無事に暖かい南方に辿り着いて、発見されることを願っています。