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公式ブログ “Como esta! BIO PARK”

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オオカンガルーのプルート

20120201puruto.jpg
現在、長崎バイオパークではオオカンガルーの赤ちゃんを人工哺育で育てています。


動画が見れない場合はこちら

この赤ちゃんの名前は「プルート」、お母さんカンガルーの「クプル」から名前を2文字もらいました。
お母さんの「クプル」は、プルートを生んだ後しばらくしてカンガルー病※により残念ながら死亡してしまったため、飼育員が母親代わりとなり、面倒を見ています。

本来はまだ母親の袋の中で過ごしていたはずのプルートのために、飼育員がジャンバーを使ってプルート用の特製バッグを作りました。中に入っていると、どうやら安心するようですが、早く特製バッグを卒業して仲間の所へ戻ることができればと思っています。

このプルート、体調管理のために一般公開はしていませんが、たまにお天気のいい日には飼育員といっしょに日向ぼっこしている事もあります。見かけたら、どうぞ暖かく見守って下さいね。

※カンガルー病
歯茎などから侵入した放線菌が原因で顎が腫れるカンガルーによく見られる病気。症状が深刻になると、炎症が骨まで達しエサを食べられなくなる。

【お詫びとお知らせ】2012.2.21追記
本個体は、2012年2月中旬に残念ながら死亡いたしました。
http://www.biopark.co.jp/staff/2012/02/post_565.html