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公式ブログ “Como esta! BIO PARK”

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家族で楽しめる動物ふれあいスポット・・・1位!

なんとも手前ミソで恐縮ですが、私たち職員にとてもうれしいニュース!
7月10日発行の日本経済新聞「NIKKEIプラス1」の記事 "何でもランキング" で、当園が「家族で楽しめる動物ふれあいスポット」の1位に選ばれました!

コチラ↓はその7/11日本経済新聞の該当記事(web版)です。
「家族で楽しめる動物ふれあいスポット」

2010年11月で満30歳を迎える長崎バイオパーク。開園30周年の節目の年にこのような評価をいただくのは、一同万感の想いがあります。当園は今から30年前、観光農園として開発途上だった土地の自然を復元することからスタート。さらにもともと表土が薄い岩山という地形を最大限に活かすため、中南米の生態系を再現した自然公園として誕生しました。これらの基本設計・企画・監修などは、近藤典生博士(東京農業大学名誉教授/1997年逝去)によるもの。いわば当園の"生みの親"です。世界中を駆け巡り、国内・海外で多大な功績を遺された師の話は、当園での逸話だけでもキリがありません。

その近藤博士が当園で実践されたことは、「動植物本来の生態系に近い環境をつくり上げる」こと。たとえば動物たちを人工のオリや柵で逃がさないようにすることよりも、動物自らがそこに居ついてくれるようにすることでした。さらにここでは「ヒトが動物を見ると同時に、動物たちからも見られている」、ある意味、人間と動物は対等な立場という意識。こうした博士の考えに基づいた30年間の積みかさねが、昨年受賞した市民ZOOネットワーク「環境エンリッチメント大賞2009」や、このたびのランキング評価につながったのではと思います。
【↓市民ZOOネットワーク公式サイトの掲載ページ】
「エンリッチメント大賞2009」

重ね重ね"手前ミソ"な話で恐縮でしたが、もし近藤博士がご存命でしたら、一連の栄えある評価に「どや顔」されることなく、次なる新しいことに想いを馳せておいでのことでしょう。 
わたしたち職員も、みんなでさらにお客様と動物たちに愛される公園づくりにつとめてまいります。今後ともどうぞよろしくお願いします。