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公式ブログ “Como esta! BIO PARK”

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動物たちの訃報について

●マサイキリン「夏輝(ナツキ)」 2010年1月13日死亡

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熊本市動植物園より2007年11月に来園したマサイキリンのオス「ナツキ」ですが、去る1月12日に獣舎内で起立不能になっているのを飼育員が発見し、獣医師や飼育員による懸命の治療・介護を試みましたが、翌13日に死亡致しました。解剖の結果、循環不全の所見が認められましたが直接的な死因とは考えられず、現在引き続き組織検査などを行い、詳しく調べています。
そろそろ繁殖適齢期となるためメスのマサイキリンの導入を検討していたところで、非常に残念でなりません。


●フタユビナマケモノ「ナツ」 2010年1月27日死亡

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南米ガイアナより2007年11月に来園したフタユビナマケモノの「ナツ」は、1月半ばより体調を崩し、治療のため展示を中止していましたが、しだいに容態が悪化、最終的にエサも取れなくなり死亡致しました。2008年11月には、オスの「アキ」との間に第1子が誕生し、夫婦仲も良かっただけに今後の更なる繁殖を期待していました。解剖の結果、子宮の中には胎児が確認されましたが、うまく生育できていなかった事が死亡の直接の原因になったものと思われ、こちらも大変残念な結果となりました。
なお、第1子の「ユウキ」もナツと一緒に展示を中止していましたが、現在のところ元気に過ごしており、近いうちに展示を再開できる見込みであることをご報告致します。


これまでナツキとナツをかわいがって下さった皆様、および「ナツ」の名づけ親となって下さった方々に心からお礼申し上げます。