公式ブログ “Como esta! BIO PARK”
ダシリリオンの花が咲いています
今年も園内アンデス広場の「ラマの岩山」の斜面に、ダシリリオンという背高ノッポの花が咲きました。左下写真の中央に写っているんですが、ちょっと見づらくてスミマセン。
花茎の高さは約4ｍ。その先のほうには、びっしりと小さな花が密集しています。この周辺には他に2株が花茎を伸ばし、咲いています。
園内のダシリリオンは今から26年以上前に植栽されたものですが、数十株あっても花が咲くのは数年に何株かという程度。昨年は1株が開花しました。国内での開花報告も少ないようです。
代表的な原産地はメキシコ北部。常緑小低木で葉は細長く、幅約２センチ・長さ1ｍ程度。花が咲くまでに時間を要し、十数年～数十年かかると言われています。原産地では、この葉の繊維を利用してロープ等がつくられていたそうです。
上の写真は、花を拡大して撮ったもの。変わった花です。花の見頃は11月初旬までと思われますが、約４ｍに伸びた花茎は悪天候にあわなければ1ヶ月以上そのままの状態を保ちます。ダシリリオンには数種類あるようですが、園内に植栽されているものの詳しい種類までについては、判っていません。
バイオパークに訪れた際は、ぜひご覧ください。岩山のすそ野からヒョロっと伸びてますから。
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