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公式ブログ “Como esta! BIO PARK”

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「ふれあいコーナー」って

最近ホームページをわかりやすくしようと、よその動物園のサイトなどをのぞきみしながら勉強してます。
それで気になったのが「ふれあいコーナー」。けっこういろんな動物園にあるんですよね。

バイオパークにもそれ似たものはあります。
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こんなかんじです。
かわいいハムスターとか、モルモットとふれあえますよ。

でもこの施設はバイオパークでは「ペットハウス」とよばれています。
なぜならこの施設から外に出ても・・・
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うわ、モルモットが大きなタワシっぽくなっちゃったよ・・・。

じゃなくて、バイオパークでは「ふれあい」がいたるところにあるんです。だから、「ふれあいコーナー」って特別にはないんですよね。
このへんがやっぱりバイオパークの良さ・楽しさなので、これがうまく伝わるホームページができればなーって思ってます。

ところで、「大きなタワシ」は、ご存知の方も多いとは思いますが「カピバラ」。
世界最大のネズミです。
が、上の写真のは「ビフォーアフター」でいうなら、かなり「ビフォー」なやつ。
「アフター」はこちら。
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昆虫館で開催中!「草野慎二カエル写真展」と「ファーブル伊藤の昆虫展」

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この秋の昆虫館は、2つの企画展を開催しています。

まずは生物生態写真のプロカメラマン草野慎二さんのカエル写真展。
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 地元に生息するカエルたちの一瞬をとらえた26作品を公開中です。不思議で神秘的ながらも、ユーモアたっぷりの楽しいシーンの数々。カエルたちの感動ストーリーが、写真から伝わってきますヨ。

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 つづいてファーブル伊藤の昆虫展、サブタイトルは「ボクの好きな昆虫」。
下の写真はカメムシの標本です。み~んなお相撲さんの顔に見えませんか?
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 さらに昆虫の不思議な習性の紹介や、レアモノもありです。抜き打ちの展示替えがこれからもあるようで、どんなモノが登場するか目が放せません。 
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 興味津々の企画展2つ、あえて多くはご紹介せず、来てみてのお楽しみです。

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狭いのがいいんです(´∀`*)

どうもこんにちは~なゆっぺでございます(・∀・)ノ☆
だいぶ涼しくなりましたね~秋の気配がします♪

今日は園内巡回中、ペットハウスにて、ひじょーにかわいい場面に遭遇しましたっ(・∀・)ノ

飼育員さんがハムスターのケージから何気なく取り出した瓶の中には…
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か~、かわいい(´∀`*)♪
こんなちっちゃなビンに、3匹ももぐりこんでましたよ!
しかもみんな同じ方向を向いて入ってるところが笑えます

横から見たらぎゅうぎゅう詰めなのがよくわかりますね(^_^;)狭そーう。
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よっぽど居心地がいいのか、なかなか出てこず…
もしや、つまって出てこれないのでは!?Σ( ̄□ ̄;)と心配しましたが
そのうちみんな出てきました。わらわら。あーよかった。
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ハムスターはせまいところが好きで、
こんなふうに卵型の入れ物に収まっちゃってるコも。
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ハムスターはもともとは土に巣穴を掘って暮らす動物!

上の写真のように、狭いところに入り込んで落ち着いているのは、
巣穴の中にいる状態に近くて安心するからと言われています(・∀・)ノ

おもちゃに入り込んで寝ている姿は、なんとも癒し系です♪
ペットハウスのかわいいハムちゃんたちにぜひ会いに来てください~(*´∀`*)

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カピバラの赤ちゃん保護作戦

2008年9月10日、カピバラの赤ちゃんが3頭生まれました!母は「どんぐり」、父は「武」です。

通常、出産が近いメスは、赤ちゃんをカラスから守るために展示場のすみの隔離用の柵内に移動しておくのですが、今回まだ大丈夫だろうと思っていたところ、夜中のうちに展示場の池の真ん中にあるオマキザルの島で出産をしていました。

と、いうコトで、赤ちゃんたちと母親たちの保護作戦のはじまりです。

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どんぐり:「何だか池の周りがさわがしいようだけど、何かしら?」
飼育員たちが集まってきたのを見て、どんぐりもけげんそうです。


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まずは、赤ちゃんたちの捕獲のため、親子をとりあえず引き離さなければなりません。
飼育員:「どんぐりー、ちょっと向こうに行っとってね。ホラホラ」
どんぐり:「フガッ!赤ちゃんに何かしたら許さないわよっ!(怒)」
ふだんののんびりした様子とはうってかわって、激しい鳴き声で飼育員を威嚇します。
追い立てられてシブシブ池の中へドボン!


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どんぐりは池の中を泳ぎ回り、なかなか隔離柵のある陸場にあがろうとしません。
しきりに島のほうを気にしています。
どんぐり:「赤ちゃんたち、大丈夫かしら・・・」


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いよいよ捕獲の開始です。赤ちゃんたちを傷つけないように・・・どこかな?ここかな?


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他のカピたち:「お、島の方でナンかはじまったぞ。ナンダナンダ」
みんな野次カピですね。


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「よし!捕獲!」 とりあえず1頭捕獲しました。
生まれたてなのに、けっこうすばやく動くので飼育員も大変です。
このあと、他の2頭の捕獲も無事終了しました。早く母親の元に届けねば・・・


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飼育員:「どんぐりー、待っとけよー。急げ急げ!」
フサオマキザルのボス見習いフサオ:「ボクに断りも無くシマをあらされちゃぁ困るんだよね」
フサオは事後点検に余念がありません。


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捕獲した3頭の赤ちゃんたち。幸いにもカラスにイタズラされる事も無くみんな無事でした。
「おかあさんどこー?」という感じでピルピル鳴いています。
今日生まれたばかりとは思えないほどしっかりした元気な赤ちゃんたちです。


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赤ちゃんたち:「えっと、ここはドコだろう。お母さんはどこかな?」

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一足先に隔離柵の中に収容されていた「どんぐり」と、感動の?再会です。
どんぐり:「みんな無事でよかったわ。さぁ、ついていらっしゃい!まずは崖のぼりよ!」


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と、いうことで、赤ちゃんたちは、今日も元気にお母さんの後ろをいっしょうけんめいついて回っています。
元気な赤ちゃんたちにどうぞ会いに来てくださいね。

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「ねぇ、待ってよー」

オシマイ

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アカハナグマの赤ちゃん公開中です

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長崎バイオパークでは、8月31日から4頭のアカハナグマの赤ちゃんを一般公開しています。

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この赤ちゃんたちは7月上旬に誕生し、現在の大きさは頭胴長(尻尾を含めない大きさ)が20センチ位。お母さんのお乳のほかにバナナやふかしイモ、ドッグフードや肉など成体とおなじエサも食べます。木を組み合わせて作ったジムを自由によじ登ったり、親兄弟とじゃれたりと元気いっぱいです。

このアカハナグマの赤ちゃんたちは、他の成体の展示場とは別の「アライグマの丘」の展示場で公開中です。

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かくれんぼの天才「コノハチョウ」

ところは園内フラワードーム。1年じゅう南国気分のこの巨大温室に、いまコノハチョウというちょっと変わったチョウが10頭います。

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 コノハチョウは、国内では鹿児島県沖永良部島、沖縄本島、八重山諸島(石垣島、西表島)に生息。国外ではインドやパキスタン、中国南部、台湾にかけて分布しています。
 翅(はね)を広げた大きさは10センチ前後、翅の裏面が木葉(コノハ)そっくりの模様をしているために、この名前が付きました。翅のオモテ面は、光沢のある藍色にあざやかなオレンジの帯が目立つ美しい色をしています。(下の写真)
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 フラワード-ムに放されたコノハチョウは鹿児島県沖永良部島で採集されたもの。寿命は1~3ヶ月位と思われます。このように、生物が周囲の環境や他者に色彩や形状を似せることを擬態(ぎたい)といい、枯れ葉そっくりのコノハチョウはその代表的な昆虫です。このチョウのもう一つの特徴は、頭を下にして止まること。沖縄県では天然記念物に指定されています。

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 能書きはさておき、実際にフラワードームでこのチョウを探すとなると至難の業です。なにせ本当に枯れ葉そっくり。判りやすいのは、運よく羽ばたいているところを見かけたとき。止まるまで目で追いかけてれば確認できます。ファーブル伊藤さんに聞いてみると「けっこう見かけるよ~」とのことですが、おそらくファーブル伊藤さんは私たちとは違う「目」を持っているのではと疑っています。
 この秋バイオパークご来園の際は、ぜひフラワードームでこの“かくれんぼの天才”を探してみて下さい。