公式ブログ “Como esta! BIO PARK”
トトーラの坂道のホオジロカンムリヅル
入園してすぐのインカの石積みの大階段、その迂回路となる新しい順路「トトーラの坂道」。路面には動物の足あとクイズなどがペイントされていて、楽しみながら登れると好評です。
そのトトーラの坂道を登っていくと、手すりの左側に何やら大きな鳥の姿があります。もうちょっと近づいてみましょう。
この鳥は、「ホオジロカンムリヅル」というアフリカに分布するツルの仲間です。頭の上の金色の冠羽と白い頬が特徴的ですね。
このホオジロカンムリヅルたち、以前からトトーラの池で飼育していたので、見た事がある方もいらっしゃるとは思いますが、トトーラの坂道整備にあたり、しばらく展示をお休みしていましたのですが、今回、環境整備が終了し、元の通り展示を始めたところ、どうもトトーラの池のほとりよりも、崖の上のトトーラの坂道の手すり付近が気に入ったようで、すごく近くでその姿を観察できる事が多くなりました。
ただ、基本的には怖がり屋さんなので、驚かさないようにそっと観察してくださいね。あまり近寄りすぎると、くちばしで突っつかれるかもしれませんので、要注意です。
トトーラの池には、このほかにもシュバシコウ(コウノトリの近縁種)やクロヅル、アネハヅル、ペリカンなどが仲間入りしてとても賑やかです。テラスからゆっくり鳥たちを眺めてすごすのも、なかなかいいですよ。
マゼランペンギンの変化
バイオパークのマゼランペンギンです!
左側はいつものペンギン。右側はここ最近のペンギン。
なんだかえらくボサボサしてると思いませんか?毛が。
体の羽毛が抜け変わる、年に一度の『換羽』が始まっています(・∀・)ノ☆
一年に一回しか起こらないことなので、そのボサボサな姿を初めて目にして
驚かれるお客さんも結構いらっしゃいます。Σ(゚□゚*)
前に一度、「さっきペンギンが死んでましたよ!」とお客さんに言われ、
大慌てでペンギン展示場へ駆けつけたこともあります。ヾ(゜Д゜ )ノ=3=3=3
駆けつけてみると換羽中のペンギンがうつ伏せで休んでいました。
確かに病気に見えたり、具合が悪そうに見えたり、
ヘタしたら死んでると思われたりするのもわかる気がします(^_^;)
顔の毛も生え変わるんですね~でも愛らしい顔はそのままです(*´∀`*)
私も最初ペンギンの換羽を見たときは
「え、ボサボサ…具合大丈夫と??」と思ったものです。
飼育員さんに尋ねてみると、ペンギンの「チャ」は換羽が終わったばかり☆
黒い羽がとってもきれいで、換羽前と比べると、換羽後の方が水をよく弾くそうです!
ペンギンの「ボン」は、もうそろそろ換羽が始まるかな~との事でした。
ボサボサしていても具合が悪いわけではありません。ご心配なさらないでくださいね☆
気候に合わせて変化する生命の神秘ですので、温かく見守ってあげてください♪
【動画】カバのスイカまるごとタイム
先日もお知らせしたカバのスイカまるごとタイム(http://www.biopark.co.jp/staff/2007/07/post_123.html)ですが、どうも写真では迫力が伝わらないので、動画でちょっとだけご紹介することにしました。
このイベント、9月2日までの期間限定ですので、まだ実際にご覧になっていない方は、ぜひご来園下さい!
実際はもっと迫力ありますヨ (@_@;)
コモンリスザル、待望のあかちゃんが生まれました♡♡
コモンリスザルのあかちゃんが、今日生まれました~!!
今年初めてのリスザルのあかちゃんになります☆
リスザルは妊娠するとお腹がとっても大きくなるので、妊娠しているかどうかすぐにわかります。
バイオパークにもお腹が大きいメスが何頭もいますが、いつもお腹をみては「まだかな~、もうすぐかな~」と待ち望んでいたので、やっとあかちゃんに会えてとってもうれしいです♡
生まれたばかりなのか、あかちゃんの体はまだぬれていました。
だけどもう目は開きパッチリとしているので、とってもチャーミング♡
男の子か女の子かはまだわかりませんが、それは後のお楽しみ( ^ー゜)b
こんなに小さな体ですが、お母さんの背中にしっかりとしがみついていて、お母さんが木から木へとジャンプしても落ちることはありません。リスザルのあかちゃんの能力には本当に驚かされます。
そんなかわいらしくてたくましいリスザルのあかちゃんを見にこられてはいかがでしょうか?
これから徐々にあかちゃんの数も増えていくと思いますので、是非間近で愛らしい姿をご覧下さい☆☆☆
プーちゃんの特技☆
毎日毎日ほんっとうに暑いですね!
ゲートにいるラマのプーちゃんは毛を刈ってあるとはいえ、
日陰にいるとはいえ、きっと暑いに違いありません。
これだけ暑かったら、さぞ喉も乾くことだろうと、
プーちゃんにペットボトルに入れた水をプレゼントしました☆
(もちろん、いつでも飲めるようにプーちゃんのお水は常に置いてありますが)
どどーんと、こちらは2Lのペットボトル プーちゃんの横に置くと小さく見えますね~
プーちゃんはペットボトルから水を飲むという、他のラマにはない特技をお持ちです☆
ペットボトルを差し出すと、「ちょーだい~」と口を伸ばすプーちゃん(*´∀`*)
写真ではお伝えできず残念ですが、喉をならしながらどんどん飲みます(・∀・)
いやー飲むのが上手です、ほんとに!
こぼしながらもおいしそうに飲みます け、けっこう飲むとねぇ(゜_゜;)
飲むわ飲むわ、とうとう飲みきりました!とっても満足げでした♪
小さめのペットボトルでお水をあげている時は、お客様から「あかちゃんなんですか??」
と聞かれたりしますが、プーちゃんは立派な大人です☆
口の周りが濡れたままはどうやら嫌なのか、私の服でお口の水を拭き取るぷーちゃん
ちゃんと口を拭くなんて、お行儀がいいような(・∀・)
でも人の服で口を拭くなんて、お行儀が悪いような(*_*)
以上、本日はプーちゃんの意外な特技をご紹介しました☆
アルパカのモコちゃんが身近な存在になりました♡
8月に入り、セミたちが大合唱する季節になりました。
朝園内を歩いていると、そんなセミたちの脱け殻と地面にある竪穴をたくさん見つけます。これまで長い地下生活を送ってやっと地上に出てきたんだなー、あんなに一生懸命鳴いているのは地上での生活がうれしいからかなー、と考えながら歩いています。
ある朝、園内でいつもの様にセミの脱け殻をみつけたのですが、今回はいつもと違いました。横に白い物体がくっついていたのです!そうです、脱皮したてのセミくん、本人でした!!
背中の割れ目から出てきたのがよくわかりますね。白くて透き通るような体をしていました。
そんなセミ君が脱皮するのに選んだ場所は、アルパカのモコちゃんの新居だったのです!
アルパカのモコちゃんは今までペットハウスで展示していたのですが、なんとこの夏、アンデス広場にデビューしました!
今までよりもぐっと身近な存在になりました♡
アルパカはもともと南米アンデス山脈の高地(標高3000~5000m)に住んでいるので、冬の寒さにはわりと強いのですが、暑さはあまり得意ではありません。
また、アルパカの毛は羊毛よりも2倍暖かいといわれているので、そんな毛に体を覆われて夏を過ごす…考えるだけでゾッとしますね。
モコちゃんが夏を快適に過ごすためにはどうしたらよいだろうか…と考えた結果、モコモコの毛をばっさり切ることと、日陰が多くて涼しい場所で飼育することに決まりました。
以前のブログにものりました。毛刈りした当初のモコ。
現在のモコ。アタマの毛も切って整えました。美人になったでしょ??
移動した後気に入ってくれるか不安でしたが、土の上で休んだり、お客さんに挨拶したり…と、一日のんびり、リラックスして過ごしている様子がみられ一安心。どうやら新居が気に入ってくれたみたいです♡
そんなアルパカのモコちゃんに会いに是非お越し下さい!!
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