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公式ブログ “Como esta! BIO PARK”

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ラマレーダー!?

ある朝、入園ゲートの方から何やらけたたましい鳴き声が聞こえてきました。
なんだろう? う、馬でもいるのかな(・Д・)??(そんなワケはないのですが・・・)

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で、ゲートへ行って見ると、そこでは普段はおとなしいお出迎えラマのプーちゃんが大きな声で鳴いていました!普段プーちゃんの声を聞くのは「あくび」の時ぐらいなので、こんな風に鳴くのはとてもめずらしいのです (@_@)

これは、飼育員たちが「ラマレーダー」と呼んでいるラマの警戒の鳴き声。ラマたちにとって、何やら見慣れない動物などを見た時に、このような鳴き声をあげるようです。

なぜ、「ラマレーダー」と呼ばれているかというと、バイオパークの園内が一望できるラマの岩山のラマたちは、脱走したカピバラなどを見つけると、岩山の上から鳴いて知らせてくれます。飼育員たちは、鳴いているラマの目線を確認すれば、脱走犯の行先のアタリをつけられるというわけです。

でも、この日、プーちゃんの目線の先を調べてみましたが、特に変わった様子はありませんでした。おそらく、野生のイノシシなどを目撃したためではないかな?と思いますが、定かではありません。その後、しばらくすると、プーちゃんはいつものように落ち着いていましたので、どうやら一大事は去ったようです。

ということで、普段はとてもおとなしいけど、イザ!という時にはしっかりと番犬ならぬ番ラマとしても役立ってくれているプーちゃんのお話でした。

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ラマの赤ちゃんが生まれました

1月4日(金)の朝、長崎バイオパークに平成15年3月20日以来、約5年ぶりにラマの赤ちゃんが誕生しました。生まれたばかりの赤ちゃんはオスで体長(頭胴長)は約80センチ、体重は推定約10キロ、白に黒い斑点模様の毛色をしています。

赤ちゃんは、誕生後しばらくして四足で立ち上がり、母親から授乳することができました。

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こちらは、生まれて間もない時間に撮影したもの。まだ羊水で毛が濡れていますね。


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こちらは1/16にエスパシオの丘で撮影。毛がふっくらして、足どりもだいぶしっかりしてきました。

赤ちゃんは飼育スタッフにより「ヒョウタ」と名づけられました。その後の経過は母子ともに順調で、1/16(水)から園内エスパシオの丘で公開をはじめました。ヒョウタは母親のハナのそばで遊んだりお乳をもらったりしながら、元気に駆け回っています。

みなさん、どうぞカワイイ赤ちゃんに会いに来てくださいね。

【ラマ】(偶蹄目-ラクダ科)
南アメリカ大陸のペルー、ボリビア、アルゼンチン、チリの標高3.000~4.800m の高地に分布。頭胴長1.2~2.2m 位、肩高90~130cm、体重50~140kg。草食性。
ラクダの仲間ですが、背中にコブがないことから「コブナシラクダ」ともいわれ、現地では昔から家畜として飼われています。主に荷物を運ぶために飼われていますが、肉は食用、毛はロープ、皮下脂肪はロウソク、糞は乾燥させて燃料など、とにかく無駄なく使用されています。