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公式ブログ “Como esta! BIO PARK”

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【LIVE中継配信のお知らせ】第7弾

今年で5年目を迎える『カピバラの露天風呂』。
すっかりバイオパークでの冬の風物詩となっております。
こちらも恒例になりました冬至の時期に合わせたゆず湯ならぬ長崎特産『ざぼん湯』。
今年は12月17日(月)~24日(日祝)まで開催いたしますが、平日の17日(月)~21日(金)まで、その様子を生中継いたします。20121210zabonyu.jpg

当日お時間がある方は、ぜひUstreamにアクセスして、カピバラ達のようすを観察してみて下さいね!みなさまのお越しをお待ちしております。

【実施概要】
中継日時:2012年12月17日(月)~21日(金) 12:00頃から15:00頃まで
視聴方法:Ustream が視聴可能なPCやスマートフォンなどでご利用下さい。
 アドレスはこちら⇒http://ustre.am/Moi4
 ※視聴方法に関するお問い合わせにはご回答いたしかねます。

なお、天候、機材その他の理由により、やむを得ず中継を中断もしくは中止する場合がございます。あらかじめご了承下さい。

当日、PCからは下の埋め込みプレイヤーで視聴する事もできますよ (^_^)/



Live broadcast by Ustream

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facebookページ『伊豆×長崎カピバラの露天風呂対決』開設

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この度、 長崎バイオパークと伊豆シャボテン公園(静岡県伊東市富戸1317番地13)は、2012年12月7日(金)よりfacebookにおいて『伊豆×長崎カピバラの露天風呂対決』のページを開設いたしました。

本ページは両園の公式ツイッター同士のやりとりが発端となり誕生しました。
12月1日に当園が「カピバラの露天風呂」が"5周年"を迎えたことをつぶやいたところ、伊豆シャボテン公園よりお祝いのコメントをいただき、その後カピバラの露天風呂の起源が伊豆シャボテン公園であり、今年で30周年を迎えることに話が及び、お互いの「カピバラの露天風呂」の良さをお客様にもっと知ってもらえるように何かやりましょう!ということで、facebook上に共同ページを開設することになったのです。

ページ上では、両園がともに開催しております「カピバラの露天風呂」の情報を発信したり、「いいね!」の数を競い合うなど、お互いに切磋琢磨して「カピバラの露天風呂対決」を行っていく予定です。
また対決だけでなく両園においてお互いの園のブースを設け、施設の紹介やオリジナルカピバラグッズの販売を行うなどの交流も行って行きたいと思います。
その様子も随時、本ページを通じて情報発信してまいりますので長崎バイオパーク公式facebookページと併せてぜひご覧ください。

facebook ページ「伊豆×長崎カピバラの露天風呂対決」
URL: http://www.facebook.com/capybath

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ファーブル伊藤の生き物日記「カピバラの露天風呂始めました」

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 12月1日よりカピバラの露天風呂が始まりました。露天風呂を初めて開始してから今回で5年目となり、長崎バイオパークの冬の風物詩となってきました。
 5年前当園に露天風呂を建設した時にはカピバラのお風呂は伊豆シャボテン公園しか行なっていませんでしたが、今季は10園前後の施設が様々な形で行なうようです。当園がこの露天風呂を建設するに至った経緯は冬に起きるカピバラの肌荒れでした。南アメリカの熱帯地方に住み、寒いのが苦手なカピバラは冬になると冷たい池には入らなくなります。このため、肌が乾燥してしまい皮膚がガサガサになってしまいます。これを何とか予防できないかと考えたのが、お風呂でした。すでに25年もお風呂を行っていた伊豆シャボテン公園のことは知っていましたが、当時私は伊東市に公園があることから勝手な思い込みで天然温泉を使っていると勘違いをしていました。「うちは温泉出ないもんな」と諦めていたのですが、同僚に相談したときに「湯沸かし器を付ければいいんじゃない」という話になり、現在のように人間のお風呂の湯沸かし器を設置し露天風呂として完成したのです。
 ただ、当園のカピバラにとってお風呂というものの経験がありません。さらに12月という寒くなっての完成ですから「水=寒い」という連想で中に入らないのではないかとの心配がありました。お風呂に入るという確約があっての建設ではなく、入ってくれるという想像で始めた建設でしたので失敗したらこれらの費用は無駄なものになってしまいます。急いで完成させた理由としては5年前がねずみ年でカピバラたちの取材・報道も多く、そのお疲れ様の意味もあり何とかねずみ年内にプレゼントしたいという思いからでした。
 完成後お湯を入れてもやはり見向きをしない当園のカピバラたち。私はかなり動揺しましたが、キャベツや野草などを湯船に入れて誘導すると食べ終わっても出て行かず目を細めてじっと温まっていました。「よかった。気に入ってくれた。」安堵した瞬間でした。
 その後何度も繰り返していくとボイラーが稼動した音に反応して自らお風呂に向かって歩いてくるようになってきたのです。お風呂は打たせ湯から落下したお湯が湯船に溜まる構造になっていますので、ボイラーの音ですぐにやってきたカピバラにはお湯は打たせ湯しかありません。そこでこの打たせ湯に当たることが好きな個体が出てきました。カピバラのなかで湯船派と打たせ湯派が現れ、好みの場所も決まってきたようでした。
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 本来はカピバラのために造った露天風呂でしたが、マスコミで取り上げられてから多くのお客様がそれを目当てに来園していただきました。飼育サイドから見てカピバラが目を細めてお風呂に入る姿はとてもうれしいのですが、そのカピバラを見ているお客様も目を細めて癒されており、造って良かったと実感しています。

 その後カピバラ湯が日本各地で行なわれるようになってからお客様の多くはカピバラとお風呂はセットと考えているようで、夏でも「何だ!お風呂には入っていないじゃないか」と言われてしまうことが多々あります。時には池で豪快に泳いでいても言われます。

 今年の春生まれ以降の子カピたちはすでに初めての湯船も打たせ湯も体験しました。私もその姿を見て和み癒されています。