動物図鑑
アンデス広場とラマの岩山
ここは、広々とした高原を思わせるアンデス広場。
山の頂におよそ10頭のラマたちが暮らしている「ラマの岩山」は、長崎バイオパーク誕生の物語になくてはならない特別な場所です。バイオパークの建設が始まったのは、1970年代の終わり。東京農業大学の近藤典生博士のもと、表土の薄い元々の土地柄を最大限に生かし、中南米の生態系を再現するという自然復元プロジェクトがスタートしました。そのために最初に行なったのが、小山の土を人の手で剥がす作業。こうして全く新しいアンデスさながらの景観として誕生したのが、この「ラマの岩山」なのです。
このゾーンでまず出会うのは、立ち上がって周りを見回す姿が良く知られているミーアキャットです。展示場の中に巣穴を作って、家族みんなで暮らしていますが、天気の良い朝には巣穴から出てきて、みんなで揃って立ち上がって日光浴をする姿を見ることができます。
広場内にあるアンデス池では、春・夏・秋のシーズンにザリガニ釣り体験を開催。大人から子どもまで毎回大人気のイベントです。
また「昆虫館」では、世界の生きた昆虫やたくさんの昆虫標本を集めたさまざまな企画展を開催。カブトムシ・クワガタムシが好きなお子さまのみならず、大人の方にもぜひご覧いただきたい施設です。
さて、ひときわ大きな白のテントを屋根に持つのは、「レストラン・ケーナ」。ここではごはん類、めん類、ランチ、ドリンク、アイスなどがお気軽にお召し上がりいただけます。団体でのお食事をご希望のお客様には、事前のご予約を承りますので、お気軽にご相談ください。