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【7月18日更新】リスザルのトキソプラズマ症の発生について

リスザルの森のリスザルからトキソプラズマ症の発生が確認されました。他のリスザルに症状は出ておりませんが、念のため投薬を行っております。
【7月18日更新】その後トキソプラズマ症のリスザルが7月14日もう一頭死亡しております。
一般的に、リスザルとのふれあいで、人間に感染することはありません。
詳しくは以下をご覧ください。

【経緯】
●リスザルの森内におきまして7月6日にリスザルが死亡し、トキソプラズマ症が疑われる症状がありました。
●その後、リスザルの森のサル類への2週間の投薬を開始し、森内の消毒を行い、お客様の入場規制を行っております。
●7月13日当該リスザルがトキソプラズマ症であったことが確認されました。
【7月18日更新】その後トキソプラズマ症のリスザルが7月14日もう一頭死亡しております。
●今後リスザルの森の入場再開については、獣医師とともに経過を見ながら判断いたします。

【トキソプラズマ症について】
●トキソプラズマ症とは、寄生虫による感染症です。人を含めほぼすべての哺乳類、鳥類が感染します。全世界では3人に1人、日本でも10人に1人は感染しています。
●トキソプラズマ症は人間も感染しますが、感染経路はネコの糞に含まれる病原体(リスザルの糞には含まれません)の経口での摂取、もしくは加熱不十分な肉を食べたことによる経口摂取であり、通常リスザルのふれあいでは感染しません。
●感染した動物に咬まれた場合、ごくまれに感染する場合があるといわれています。ただし、感染力をもつ期間が限られており、症状が出ていないリスザルから感染することはほぼありません。
●人間が感染した場合、ほとんどの人が無症状で、まれにリンパ節の腫れや発熱などが起こります。
●免疫力が低下した人の場合まれに脳炎などの重篤な症状が出る場合があります。
●妊娠中の方が感染すると、胎児に脳や眼に障害が生じたり、重篤な場合流産や死産になる場合があります。

皆様のご理解とご協力をどうぞよろしくお願いします。

バイオパーク株式会社