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動物図鑑

コモンリスザル

哺乳綱-霊長目-オマキザル科

コモンリスザル

分布・生息域 南アメリカ北部からボリビア・ブラジルの熱帯雨林
体の大きさ 頭胴長約32cm、尾長約40cm、体重700~900g
飼育エリア カンガルーの丘とリスザルの森
食性(えさ) 雑食性で果実・木の実なども食べますが、大好物は色々な種類の昆虫類です。バイオパークでも、バナナやミカンなどのほかに、ミルワームと呼ばれるチャイロコメノゴミムシダマシの幼虫を与えています。季節によっては、バッタやセミ、コガネムシやトンボなどを取って食べたりします。特に夏はユーカリの木に集まるクマゼミを捕って食べているのをよく見かけます。
特徴 顔は鼻と口のまわりだけが黒く、ボリビアと比べると、顔つきがきつく見えます。群の大きさは40~50頭ですが、100頭を越す大きな群も観察されています。昆虫を探すときは小鳥のさえずりのような声を出し、闘争時や警戒時には、うるさいほどの大きな声で騒ぎ立てます。また長い尾は枝に巻き付けることはできず、バランスを保つために使われます。枝から枝へ飛び移るときなどに役に立ちます。
その他の情報 動きが素早く、一見するとリスに似ていることからこの名前が付きました。毎年夏から秋にかけて出産します。子どもははじめ母親の背中にしがみつき、1ヶ月もすると少しずつ母親から離れて遊んだりするようになります。ときどき遊びに夢中になって母親を見失い、高い声で母親を呼ぶ姿も見られます。バイオパークでは毎年7~9月に赤ちゃんが生まれます。
バイオパークのエピソード リスザルの森には約40頭のコモンリスザルが生活しています。
以前は、お客様が二重扉を出入りする時、リスザルがサッとすり抜けるのをよく見かけました。脱走を防ぐため、現在は入口と出口を暗いトンネルにしています。

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