動物図鑑
動物図鑑
クロキツネザル
哺乳綱-霊長目-キツネザル科
分布・生息域 | マダガスカル島北西部 |
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体の大きさ | 体重2~3kg、頭胴長38~45cm、尾長51~64cm |
飼育エリア | カンガルーの丘とリスザルの森 カバの池とキツネザルの島 |
食性(えさ) | 果実や花、木の実などを食べます。バイオパークでは、バナナやリンゴ、ミカン、蒸かしいも、蒸かしニンジン、サル用ペレットなどのほかに、果実や木の実、葉や芽などを与えています。 |
特徴 | 主に木の上で生活し、昼行性です。5~10頭の群を作って集団生活をし、普通はなんと雄よりも雌の方が優位なんです。哺乳類では珍しく雄雌で色が違うのも特徴の1つ。雄は全身が黒色で、雌は明るい栗色で耳の毛が白くなっています。 |
その他の情報 | キツネザルの仲間は野生の個体数が少ないため、国際的に保護されている貴重なサルたちです。 |
バイオパークのエピソード | クロキツネザルは1991年に10頭が来園し、最初は島で飼われていました。ところがある日、島で群が分かれ、何頭かが島を飛び出して新しい群ができました。それが放し飼いの始まりです。彼らは口笛を吹くと集まってきて、リンゴなどをねだります。手の平に乗せて差し出すと、手から食べてくれます。最初は馴れ馴れしさに戸惑うお客様もいますが、あまりの可愛さに1度エサをあげると、やみつきになるようです。 |