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公式ブログ “Como esta! BIO PARK”

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ファーブル伊藤の生き物日記「カバの事ばかり考えていると・・・」

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 10月10日にカバのモモが第5子を出産してから、最近は何かとカバが頭から離れません。このような状態が続くと何でもカバに見えてくることがあるようです。

ここは飼育事務所の入口です。おや・・・・。
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あれは・・・。
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何と・・・・。
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カバでしょう!
本当はヤマモモの木の根がコブのように張り出したものなのですが、私にはカバの横顔にしか見えません。ちなみにこのカバはバックヤードの飼育事務所横ですので非公開です。


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ファーブル伊藤の生き物日記「アサギマダラの南下移動が始まっています!」

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 私がアサギマダラのマーキング調査を行なっていることは再三このブログで書いていますので、アサギマダラの移動・習性については割愛させて頂きます。
 10月14日現在で3匹のアサギマダラを再捕獲しました。いずれも過去に長崎県内で私が再捕獲した標識でした。1枚目の写真は「スゲ 8・21 JHA」と書かれていますね。これは群馬県片品村で8月21日に標識した個体です。10月7日に長崎県佐世保市で再捕獲したので47日間で962kmを移動したことになります。アサギマダラの移動は長崎県が終着点ではありませんので、再捕獲した個体は私の標識を追加記入して放しています。この個体が次にどこかで見つかれば移動したルートがおぼろげにでも分かってきます。昨年もこの「スゲJHA」という標識個体を捕獲しています。
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 2枚目の写真のアサギマダラには「TAF1273 RPT 10・4」と書かれています。これは山口県下関市から移動してきた個体です。山口県下関市からも近年毎年のように移動個体を再捕獲しています。10月12日に長崎県長崎市で再捕獲したので8日間で207kmの移動となります。10月4日から5日に掛けては台風18号が北部九州や山口県も通過していますので、台風の強風をどこかで耐えていたのでしょう。
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 3枚目の写真は「TMS3195 KKV 8/13」と書かれています。この標識は私も特に見覚えがあるもので、昨年は7匹再捕獲していました。この個体は長野県南佐久郡川上村で8月13日に標識したもので、10月13日に長崎県佐世保市で再捕獲したので61日間で875kmを移動したことになります。私が長野県で生まれたからという訳ではないのでしょうが、長崎県内で私が再捕獲するアサギマダラの一番多い県が長野県なのです。何と過去には私が長野県で標識した個体を長崎県で再捕獲しています。

 10月から11月にかけてたくさんのアサギマダラが九州を通過してさらに南の南西諸島や台湾に移動していきます。本州からの標識個体を捕獲する楽しみと自分の標識した個体が南方で見つかる楽しみで今年で20年も同じことを続けています。
 私の「NBP」マークも誰か見つけてください。現在4000匹に標識を付けています。翅にマークがあるアサギマダラを見つけた方はご連絡ください。どこから飛んできたか調べます。こんな小さな生き物ですが凄い能力で驚きですね。

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ファーブル伊藤の生き物日記「カバの出目太が父親になりました‼」

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 昨夜(10月10日)にカバのモモは5頭目の子を無事出産しました。カバ担当者が15時30分頃にモモが産気づいていることに気付き、その夜の20時30分頃に出産しました。母子共に元気です。
 旦那の出目太は4歳で父親になりました。当園ではモモの前の旦那であるムーが3歳で父親になったことを考えると早すぎるわけではありませんが、まだその自覚はないようなので、しばらく別居でモモにはゆっくり子育てに集中してもらいたいと考えています。
 なお、母子は本日(10月11日)から公開しておりますので、かわいい赤ちゃんをぜひ早く見に来てください。
 性別はオスで、名前はこれから考えます!

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ファーブル伊藤の生き物日記「意外と人気!園内のアカテガニ」

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 長崎バイオパークの園内にはたくさんのアカテガニが生息しています。多くのお客様は園内で自由に活動しているアカテガニを見て驚いているようです。実は園内の隠れた人気者なのです。
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 カニは海や渓流の中に住んでいるイメージが強い人がほとんどだと思います。しかし、アカテガニは違います。園内のいたるところの順路などで見ることができるのです。アカテガニは他のカニよりも乾燥に強く、わずかな湿り気がエラにあれば意外と元気に歩き回っています。特に雨の日には園内でもあまり見ない場所にも積極的に出てきます。先日、飼育事務所の2階の横にあるヤマモモの木に何か動くものがあることに気付き、よく見るとそれは大きなアカテガニでした。高さは4mくらいあると思います。ふと、さるかに合戦の昔話を思い出し、「木にカニが登れるならなぜサルにカニは柿の実を取ってと頼んだのだろうか?楽したかったカニだったのか?」と真剣に考えてしまった自分に思わず笑ってしまいました。
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 園内のアカテガニの主な住みかは園内の石積みの隙間です。まるでアカテガニ専用のマンションのようです。でも近づくとすぐに穴に隠れてしまいます。このため、お子さんたちにはアカテガニを捕まえたくてもすぐに巣穴に入ってしまうため、出てくるのをじっと待っている光景も見られます。
 アカテガニたちはいろいろなところに出没しますが、雑食系のハナグマやカワウソ、ミーアキャットなどのエリアに入ってしまうと食べられてしまいます。時には事務所に入ってきてゴキブリ用の粘着シートで動けなくなっている姿を見ることがあります。
 園内での天敵はゴイサギやカラスなどの鳥類と池に住み着いているウシガエルです。駐車場では車にひかれてしまうことも多々あります。

 ちなみにアカテガニの雌雄判別はオスのハサミがメスより大きいことです。しかし、ハサミが取れて再生した場合は小さなハサミを持つオスもいます。確実なのは捕まえて腹下面を見ることです。
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これがオスです。
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そしてメスです。
 写真のように腹下面が「逆V字型」がオスで「逆U字型」がメスです。この逆U字型の部分に卵を産んでしばらく抱えていますので、VよりUの方がたくさん卵を持てるのでしょう。この部分を「ふんどし」や「はかま」と呼ぶ人もいますね。そして7~8月に卵を抱えたメスは大潮の時に海岸まで移動して海に卵を放します。園内のメスガニたちはどこで放卵しているのでしょうか?近くの海だとポートホールン近くまで行かなければなりません。2km近くあるでしょうか?そしてまた戻ってくるのでしょうか?このように考えるとマーキングでもして調査したくなります。

 アカテガニは11月中旬まで活動して寒くなると冬眠しますので今年ももう少しで見られなくなります。春は4月下旬くらいに暖かい日が続くと活動が始まります。アカテガニが園内で見られなくなると、カピバラの露天風呂が始まります。このため、露天風呂でカピバラとアカテガニが一緒に入っている光景は見たことがありません。

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ファーブル伊藤の生き物日記「昆虫館の映像コーナーでかえる先生が登場!!」

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 昆虫館の映像コーナーでは今週から長崎ケーブルメディアが制作した「みつけたよ!かえる先生のいきもの交流録」を放映しています。
 これは長崎ケーブルメディアのご配慮で実現したもので、①旅するチョウ・アサギマダラ②トンボの物語③ツシマウラボシシジミの物語④スズメバチの物語の4本です。
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 かえる先生とはかえるが大好きな長崎県生物学会の会長である松尾公則先生のことです。なお、4本共に長崎バイオパークが撮影協力をしていますので、バイオパークの風景や私も登場しています。
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 特に③ツシマウラボシシジミの物語は絶滅に瀕している本種を多くの人たちが守っている状況が良く分かる内容になっており、バイオパークもその保護活動に参加しています。
 また、①旅するチョウ・アサギマダラについては私が20年間研究を続けているチョウの不思議な習性を皆様に見ていただけるうれしい企画内容になっています。
 4本すべて見ると約1時間くらい掛かりますが、歩き疲れた体を休めるためやえさやり体験の時間調整などでも構いませんので、空調が効いた快適な昆虫館に是非、お立ち寄り頂いてこれらの番組をご覧ください。
 生き物の面白さと撮影の大変さなど皆様に何か伝わればうれしく思います。そして長崎ケーブルメディアのスタッフの皆様ご許可、ご協力ありがとうございました。

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