公式ブログ “Como esta! BIO PARK”
タガメのあかちゃんがたくさんΣ(・Д・ノ)ノ!
こんにちは~なゆっぺです!(・∀・)ノ
生きたカブト・クワガタムシや、さまざまな昆虫標本を展示している昆虫館。
その昆虫館のとある部屋で、展示はせずとも大切に飼われている昆虫がいます。
日本最大の水生昆虫「タガメ」です!
タガメはきれいな池や沼に生息しますが、
環境破壊によって近年急激に数が減っている昆虫なのです(´ `)
今日はそんなタガメさんの裏話です(・∀・)☆
昆虫館でのタガメの一年は
11月から3月にかけて冷蔵庫の中で冬眠
↓
春に水槽の中に戻す
↓
繁殖行動を開始し、産卵
↓
2週間ほどオスが抱卵した後、孵化
↓
5回の脱皮を経て、40~50日で成虫になる
↓
11月から3月にかけて、冬眠
という具合。メスは卵を産むだけで、オスがせっせと抱卵します(^_^;)
今年もたくさんの産卵があり、赤ちゃんタガメがいっぱいです!
上の写真が赤ちゃんタガメ、下の写真がおとなタガメです
赤ちゃんタガメは1cmぐらい、おとなタガメは5~6cmぐらい
赤ちゃんタガメの背中には、シマシマ模様がありますが、
脱皮するごとになくなっていきます(・∀・)
赤ちゃんタガメたちが、みんなこんなふうに大きく成長するのを考えると…
実はちょっと大変だったりします(^_^;)
というのも、タガメは生きた魚や蛙しか食べず、
バイオパークでは園内の池でオタマジャクシやメダカを採ってきて与えるのです
エサの確保がたいへんなんですね~(>Д<)
赤ちゃんたちも、もうメダカを捕まえています
しかも、おとなタガメは獲物をじーっと待ち構えるのに対し、
赤ちゃんタガメは自ら獲物に向かっていきますΣ(・Д・ノ)ノ!
こんなに小さいうちから、自分の体より大きな魚を食べるなんて、
すごいですね~タガメ強し!ヽ(`∀´)ノ
しかし強しといえども、絶滅危惧種。
寿命は1~2年なので、絶えず繁殖させてあげないといけません。
しっかりえさを確保して、この赤ちゃんたちを
大切に育てていきたいと思います!(・∀・)ノ
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