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公式ブログ “Como esta! BIO PARK”
その名もスターフルーツ!
フラワードームにある「ゴレンシ」の果実が、たわわに実ってます。実際に数えていませんが、1本の木にざっと400個くらいはぶら下がっているのではないでしょうか。ゴレンシとはカタバミ科の植物で、東南アジアなどの温暖な地方で栽培されています。日本でも沖縄あたりでは珍しくないようです。
若いときは黄緑色、それから黄色に熟していく果実。いま実っているものは、大きいものだと長さ10センチ位です。おもしろいのは実のカタチ、大きく5つのやまぎり状の溝があります。下の写真ではわかりづらいかな?
情報によると、ゴレンシの実の成分は約90%が水分。さらに食物繊維やビタミンC、ナイアシン(体の炭水化物や脂肪の分解を助ける働きがあるといわれている物質)が多く含まれているとのこと。美容にいいようです。さらに、中国ではカゼのときによく食べたりするとか。東南アジアでは普通に食べられているらしいので、ちょっと試食してみました。写真は、そのまんまスライスしたもの、ウ~ム、すっぱい。でもってジュースにしてみたらということになり、写真右は果実まるごとミキサーにかけ、メープルシロップを少々加えたもの。フ~ム、甘い。スミマセン、味覚に対する表現レパートリーが4つしかないものですから・・・。
バイオパークで育ったゴレンシには、農薬や肥料がいっさい使われていません…というと聞こえがよいのですが、自由放任のままで毎年実をつけています。そこでここはひとつ、スライスしたゴレンシをお客様にもちょっとテイスティングしてもらおうかということを以下の日程で企画してみました。
【ゴレンシの実を味見してみよう】
予定日時 3/4(日)、3/11(日)、3/18(日)※いずれも13:30から1時間程度
場 所 フラワードーム内・ゴレンシの木の前
備 考 果実の状況次第により、上記日程が変更になる場合があります。
ところでこのゴレンシ、実の切り口が「星型」になることから英名では「スターフルーツ」と呼ばれています。日本でもこちらの呼び名で知られているかもしれません。上の写真でみてもナルホドです。
ホモ・サピエンス?
ある日、アマゾン館の大水槽前に何やら人だかりがしているので覗いてみると、そこには新しい展示生物が!?
実はこれ、飼育員の大水槽掃除の訓練風景だったんです。
アマゾン館は、アマゾン川に棲む巨大な魚たちやその水辺を再現した施設です。
地上部分にはリスザルやフタユビナマケモノ、ヌートリアなどが生活しており、下部の水深約3m・水量100tをたたえる大水槽には、ピラルクやレッドコロソマをはじめとした大型の淡水魚たちがゆうゆうと泳ぐ様子がご覧頂けます。
その大水槽ですが、これだけの動物と魚たちが生活しているため、定期的に掃除をしてあげる必要があるんです。ふつうの水槽のように、魚たちを他に移しておいて水を抜いて・・・という訳にはいきませんので、このようにスキューバダイビングの器材を背負って掃除をしています。
飼育員は、仕事として潜水しますので、国家資格の「潜水士」の免許が必要ですが、この「潜水士」の試験には実技はありません。今回訓練中の彼女も、免許取得後初の実習という事で、ベテランダイバーでもある副園長のキビしい指導のもと、初の大水槽デビューとなりました。
まずは、サブプールで器材の使い方など、みっちり基礎レッスン
続いて、大水槽で水中姿勢の取り方など、本格的に訓練を受けます。
最初はなかなか体を水平に保てなかったり、膝が曲がってうまく足ひれを使えなかったりと、なかなか大変なようですが、訓練を重ねるにしたがって、一人前のダイバーになってくれる事でしょう。
でも、掃除とはいえ、こんな巨大な魚たちの中を潜れるなんて、ちょっとうらやましかったりしませんか?
この大水槽の潜水掃除は、毎週木曜日の午後実施していますので、いつもと違った光景を見たい方はチェックしてみて下さい。
シマウマを間近でみることができるんです☆
バイオパークでは、日曜、祝日の午後1時からシマウマの餌やり体験を行っています。今回はその様子を少し紹介します。
バイオパークには現在メスが3頭います。一番若いグリコちゃん7歳と、そのお母さんのミドリちゃん14歳、おばあちゃんのあきこちゃん25歳です。
グリコちゃんとミドリちゃんは親子なので、このようによく一緒に行動しています。
餌やり体験は棒の先にシマウマの大好きな草をつけて与えます。直接手であげることはなく、また柵ごしに与えるので、小さなお子さんでも餌やりをすることができます。
このように近くに寄って来て、つぶらな瞳で餌をせがみます。
くんくん、おいしそう!!
食べるときは少しレディであることを忘れてしまっていますが、そのちょっとブチャイクな顔もかわいいです!
シマウマを間近でゆっくり観察できる機会はなかなかありませんので、一度是非間近で観察してみてはいかかでしょうか??
まってまーす!!
★─☆長崎バイオパークニュースレター2月号★─☆
ニュースレター2月号を発行しました!!今回の内容は、バイオパークの新しい仲間たちの紹介や、バレンタイン特別企画★と題して、カップルにも楽しめちゃう♪そんなイベントを紹介しています!(((●´U`)爻(´U`●))))
その他にも地元ライターさんのちょっと笑っちゃうようなコラムや、実際にバイオパークに来てくださったお客様に突撃インタビューヽ(゚Д゚;)ノ!! などなど・・・楽しい内容でお送りしています(*゚▽゚*)ノこれからも、もっともっとワクワクするような情報をお届けしたいと思っています(*・ω・*)
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ベネットアカクビワラビー、赤ちゃんが生まれています☆
ベネットアカクビワラビーに赤ちゃんが生まれています!!
まず、ワラビーとは一体どういった動物なのかをご紹介します。
ワラビーは、特に明確な定義付けはなされていないものの、有袋目カンガルー科に属する哺乳類のうち小型のものを指します。(ちなみに大型のものをカンガルー、中型のものをワラルーともいわれています。)尾と後肢が発達し、跳躍に適した体を持ち、また育児嚢というおなかの袋の中で赤ちゃんを育てます。
ワラビーの中でもアカクビワラビーは2亜種に分けられており、オーストラリア本土に分布するものはオーストラリアアカクビワラビー、タスマニア島などの島に住んでいるものはバイオパークにいるベネットアカクビワラビーとされています。
夜行性で林が点在する丘や小川のほとりに住み、単独から約30頭の小群で暮らし、主に草を食べて生活します。
頭胴長は65~90cm、尾長40~60cm、体重8~13kg。生まれたばかりの赤ちゃんは約2cm、体重約1gで、前肢に発達する大きな鉤爪を使って自力で母親の育児嚢に入り込み、4個の乳頭のうち1つに吸い付いて、そこで成長します。5ヶ月くらい過ぎると袋から顔を出し、9ヶ月位で袋から出ます。
バイオパークのワラビーの赤ちゃんは、現在2頭生まれています!
1頭目は昨年の12月23日に、2頭目は今年の1月5日に顔を出しました。
顔を出し始めた頃は1日数回位しか顔がみれなかったのですが、今はお母さんが木の葉を食べているときに一緒に顔を出して葉を食べようとするしぐさが日に何回もみられます。
まだほとんど毛が生えていないのですが、とっても愛らしい顔をしていますので、是非一度間近でご覧下さい!!
花とチョウいっぱいの南国Paradise♪フラワードームに“アツアツ”のベンチができましたよ!
バイオパーク・某スタッフの方から、耳よりな情報が届きましたので、以下にご紹介。
「もうすぐバレンタインということで、フラワードームの一角に『ラブチェアー』を作ってみました。せまくてふたりしか座れませんが、“恋人同士”でも“夫婦”でも“親子”でも“・・・”でも、とにかくlove×2なカップルならどなたでもどうぞ。記念に残るスナップ写真でも撮ってもらえたらなあ…なんて思ってます。さて、“座ったのはいいけど誰がシャッター押すの?”という状況になった場合は、近くのスタッフにお気軽に声をかけてください。納得のいく写真が撮れるまで何枚でもお付き合いします。」
Uhmm…、早春のフラワードーム。これは南国パラダイスどころじゃなく、ホットゾーンになるかもですね。
2/3(土)と4(日)は「ヤマアラシの針にさわってみよう!」を開催
日 時 2月3日(土)、4日(日)の2日間
(いずれも午後1時から30分程度)
場 所 アンデス広場ステージ
※参加無料(入園料は必要です)
※天候等によりイベントの変更・中止の場合あり。
毎年2月8日(地方によっては12月8日)は「針供養」として、折れたり古くなった針をやわらかいものに刺し、針をねぎらい裁縫の上達祈願をこめて神社に納めるそうです。そんな時節にちなんで、こんな企画「ヤマアラシの針にさわってみよう」ができました。さわっていただくのは、園内で飼育している「マレーヤマアラシ」から抜けた針。針には大小ありますが、大きいもので長さ16cm位、その針を実際に手にとってカタチや質感を体験しながら、飼育スタッフの説明やヤマアラシの観察をしていただきます。
また、このヤマアラシの針の標本(写真上・バイオパーク手作り)を、個数限定で販売する予定です。珍しいものには間違いないと思うのですが…。(どうも当日のイベント担当の方は、「クイズやジャンケンなんかやって勝ち残ったヒトにちょっとだけ差し上げちゃおっかなぁ」なんて企んでるようです。)
このイベントは2/3(土)と4日(日)の2日間限り。念押ししますが、さわってもらうのは「抜けた針」、生きてるヤマアラシは見るだけで我慢してください。さわるのはお願いされても無理だと思います。刺されたことがある人に聞いたところ、すごく痛くて病院直行だったそうですので…。
バレンタイン企画♀♂「火おこし体験“ハートに火をつけて!”」
日 時 2/11日(日)~3/4(日)までの日祝日
(11:00~15:00の間)
場 所 アンデス広場
※男女ペアのカップル(カップルでない方は通常の火おこし体験に挑戦)
※参加無料(入園料は必要です)
※通常の火おこし体験も上記日時に開催
※天候等によりイベントの変更や中止の場合あり
来る2月11日(日)から3月4日(日)までの日・祝日に「火おこし体験・ハートに火をつけて」を開催します。これは、現在開催中のアジアランランフェスタで日曜・祝日におこなっている「火おこし体験」のバレンタイン・シーズン企画として、男女ペアのお客様に参加していただくもの。「まいぎり」という昔ながらの道具とハート型の木片を使って2人共同で火おこしに挑戦。見事に火がついたら、バイオパークでとれたサツマイモでつくったヤキイモを差し上げます。また、火おこしに使用したハート型の木片も記念の品として進呈。長崎バイオパークで、お二人のハートに火をつけてはいかがでしょう!?
(写真の火おこし風景はイメージ・・・モデルご協力アリガトウございました)
レッサーパンダの「アイアイ」がお嫁入りしました(*^_^*)
2007年1月31日、周南市徳山動物園と長崎バイオパークは、各々が飼育しているシセンレッサーパンダのメス同士を交換しました。これは新しい血筋の個体を受け入れることにより、近親交配を避けて繁殖を促進したい両者のニーズが一致したことで実現したものです。
徳山動物園から長崎バイオパークに“お嫁入り”した「アイアイ」(5歳)は、現在レッサーパンダの獣舎で検疫中ですが、その後は 6 歳になるオスの「シイ(椎)」といっしょに暮らす予定。
一方、長崎バイオパークから徳山動物園に“お嫁に行った”のは、5歳の「トチ(栃)」。まさに娘を嫁に出すようなツライお別れでした(ToT)/~~~
レッサーパンダの交配時期は早春のため、うまくいけば年内 6 月頃に“赤ちゃん誕生”の期待が、どちらの園にもかかります。
こちらは長崎バイオパークにやってきたレッサーパンダの「アイアイ」
そしてこちらが徳山動物園にお嫁に行った「トチ」。元気でね。
寒い冬場は、レッサーパンダにとっては過ごしやすい季節です。屋外展示場で遊ぶレッサーパンダの元気な姿が見られるのもこの季節ならでは。みなさん、どうぞ「新妻」の様子を見に来て下さいね。