2009年1月10日、英国BBC Films製作の映画「ミーアキャット(The Meerkats)」※が、全国ロードショー公開されます。カラハリ砂漠を舞台とした体長30cmの小さなヒーロー「ミーアキャット」。どんな映画になっているのか、私たちも楽しみにしています。
今回はこの映画公開を記念いたしまして、長崎バイオパークでも人気の「ミーアキャット」のお話をちょっとご紹介します。
※JAZA「日本動物園水族館協会」推薦
長崎バイオパークのミーアキャットは1980年の開園当初からいる動物です。当時は動物園であまりみかける動物ではありませんでした。二本足で立つかわいい姿が、長年お客様たちを楽しませてくれています。
映画のミーアキャット同様、バイオパークのミーアキャットもメス1匹がリーダーになり群れを作ります。複数のメスが群れの中にいますが、出産するのはなんとこのリーダー1匹だけ!前のリーダーは最初の1〜2回の出産は子供を自分で育てましたが、子供たちが大きくなってくると自分ではミルクを与えるだけになっていきました。そのかわり他の子供たちが新しく生まれた弟妹たちの面倒をみるようになり、役割分担して子育てをします。
ミーアキャットのお母さんは、娘を群れから追い出すことがあります。ミーアキャットの群れではリーダーしか子供を生むことができませんから、娘が子孫を残していくためには群れを出て、新しい群れを作る必要があります。ちょっと悲しい行動のようですが、「もうお前は一人前だから、自分の群れを作りなさい」と、いっているのかもしれません。
前の群れから追い出された娘は、他の動物園にお嫁に行き、立派に出産したそうです。
長崎バイオパークでは、展示しているミーアキャットのメンバーを11月に入れ替えました。同じメンバーでの展示を長く続けていると、みんな同じ家族ばかりになってしまうので、近親交配の確立が高くなるからです。
現在は、当園生まれのオス7頭、他園生まれのメス3頭を展示していますが、まだ「群れ」の形にはなっていません。早くまた以前のような、子沢山の家族になって、「ミーアキャットの赤ちゃんが生まれました!」とご報告できる日を楽しみにしています。
ご来園のお客様も、私たちと一緒に長崎バイオパークの新しいミーアキャットたちをどうぞ見守ってください。