ページの先頭です

ページ内を移動するためのリンク
本文へ (c)

動物図鑑

マーラ

哺乳綱-げっ歯目-テンジクネズミ科

マーラ

分布・生息域 南アメリカ、アルゼンチン中南部の荒地や草原
体の大きさ 頭胴長70~75cm、尾長4~5cm、体重8~9kg
飼育エリア インカの石積みとエスパシオの丘
食性(えさ) 草食性で、葉や茎などを食べます。バイオパークでは野草や根菜類、ペレットを与えています。
特徴 野生のマーラは一夫一婦制のつがいの絆を保ちながら、大きな集団で生活しますが、これが飼育下になると、一夫多妻制の生活になる傾向が強くなります。昼行性で、げっ歯目では珍しく、日向で前足や後足を前後に伸ばした姿勢で休みます。また求愛中の雄はヤマアラシ亜目やウサギ目のように、雌に尿をかける癖があります。人間から見たら驚くべき習性ですね。母親は授乳するとき、お尻を地面につけて座り、子どもも乳首をくわえるために座るので、親子で行儀よく座ります。こうした光景はとても微笑ましいものがあります。
その他の情報 4本の細長い足で上手に穴を掘ります。繁殖期には、この巣穴で雄と雌が協力し合って子育てをします。マーラは時速40kmで走り、ジャンプして空中で180度向きを変えることができます。
バイオパークのエピソード 朝と夕方はエサ場に全頭が集合し、エサを待っています。人によく慣れていて、手の平からエサを食べてくれます。

一覧へ戻る